乾燥対策に必要なものとは?保湿の基本

水分だけを与えても乾燥の改善にはつながらない

肌の乾燥が気になるとき、化粧水やミネラルウォーターをスプレーする人がいますが、こうした方法は、乾燥肌対策としておすすめできるものではありません。

乾燥した肌に必要なのは、水分ではなく、保湿成分。

水分をスプレーした直後は肌がしっとりしますが、時間がたてば水分は蒸発してしまいます。

さらに水が蒸発する際、肌のうるおいまで奪うため、かえって乾燥が進む可能性もあるのです。

化粧水のなかには保湿成分が入っているものもありますが、水っぽいものに含まれる保混成分は、ごくわずか。

スペシャルケアとして人気が高いスチーム美顔器にも同じことが言えます。

水蒸気には保混成分が含まれないため、保混作用は一時的なものに過ぎず、乾燥肌の根本解決にはなりません。

乾いた肌に必要なのは保湿成分

乾燥肌対策として有効なのは、美容液でセラミドなどの保湿成分を補うことです。

本物のセラミドは、「セラミド2」「セラミド3」のように数字が表記されているもの。

成分表示でチェックしましょう。

ただし、セラミドは比較的高価な原料なので、低価格の化粧品には少ししか配合されていないこともあります。

美容液なら、3000円以上を目安に選ぶとよいでしょう。

化粧水だけではさらに乾燥し肌荒れが進む

肌が荒れているときはとりあえず化粧水だけつける人が多いのですが、それでは保温にならないばかりか、かえって肌が乾燥してしまうこともあります。

肌荒れが気になるときは、保混成分が配合された美容液などで保湿力を高めるのが基本です。

ただし、水もしみるほど肌が敏感になっている場合は、緊急のレスキューが必要。

それには、肌への当たりがソフトで、肌を保護する働きがあるクリームまたはワセリンだけをつけるのがおすすめです。

洗顔後、クリームかワセリンだけをつけるケアを数日続け、肌が回復してきたら、美容液中心とするいつものケアに戻していきましょう。

肌が荒れているときも紫外線対策としてメイクを

肌が荒れているからと、メイクをしないのはよくありません。

紫外線ケアは1日も欠かさずに行いたいもの。

パウダーファンデーションやルースパウダーは必ずつけるようにしましょう。

クリームやワセリンなどを塗り、10分ほど肌になじませてからパウダーファンデーションやルースパウダーをつけておきます。

クレンジングは肌の負担になるので、石けんだけで洗い流せるタイプのファンデーションなどを選ぶのもよい方法です。